謹賀新年。

　明けましておめでとうございます！

　今年もよろしくお願いします！




　いや、謝らないですよ？



　さて、前座はこの位にしておきまして。年末が忙しいのはいつものことなので、もちろん年明け合わせで年賀絵がアップできるとは思っていなかったんですが、実は1月中もわりと立て込んでまして。そんな状況だったので今年は年賀絵描くのは無理かなと思ってたんです。そしたら年末年始休暇で帰省していた友人が、「え、描かないとちょーKYじゃね？」とか言い出したもんだから、そーかーKYなのかあ、と数日そのことで悩んでいたらいつの間にかこの絵を描き始めていたのでした。下旬になってだいぶ落ち着いてきてたけどそれなりに睡眠時間とのチキンレースだったよ！ まあひとまずこれで面目は保たれたと思うのでよしとします。ちなみにこれより大きいサイズをpixivに置いておいたので、荒探しとかが好きな人はそちらもどうぞ。


　もちろん遅れたことついては詫びぬ！ 媚びぬ！ 省みぬ！

近い将来、必ずこうなる。

　先日体験版をDLしてからすっかりハマっている『GOD EATER』ですが、モンハン未経験、ちょっと他人のプレイを見たことがあるだけの僕でもプレイしていて同作と似通った部分を感じるので、元々のモンハンプレイヤーの人にはパクリとさえ思えてしまうのではないでしょうか。
　だがしかし、リアル志向のモンハンと違いこちらはどこまでも厨二仕様！ 俺つえええぇぇぇっっっ！！がやりたいけどスキルがないヌルゲーマー（代表例：俺）にもちょっと難しいけど慣れれば爽快という素敵な難易度設定で、末期患者にとっては生唾モノの出来ですよ。モンハンのもっさりした動きがどうしても駄目というような厨二病患者の方はひとつお試しあれ。あ、ちなみに僕は初回限定版を予約済みです。既に【砕かれた神機】も必要数集めたんだぜ！

PSP用壁紙を作ってみた。

　以前描いた金魚擬人化を更に使い回してPSP用の壁紙を作ってみました。デザイン力なんて皆無なうえに考えなしの即興で作ったのでかなりいい加減な出来ですが、とりあえず自分で使ってみてPSP上での見た目を確認するのが主な目的だったのでこれで良しとしておきます。実際に自分のPSPに適用してみて気づいたことは、サブアイコンの下に補足説明などが出るタイプのものを選択しているときには両者を区切る右側まで突き抜けるラインが表示されて右にずらした絵を遮ってしまうこと。今後壁紙として描くことがあれば、クロスメディアバー周辺に絵の中心となる部分が重ならないように考えなければなりませんね。あと意外に解像度が低いので元画像が大きすぎると縮小した際に潰れてしまう点も気をつけないと。こういうのは考える分には楽しいんですが、実際にそれらの条件を満たしたものを作ろうとするとその難しさに心が折れそうになりますが、まあ気長に慣れていきましょうかいきましょうかね。

Lの季節プレイ中に思ったこと。

さやかとなのはの共通性は異常。




　最近ちまちまLの季節Wを進めてるんですが、現実界のブロック『さやか登場』で、あまりにも酷いデジャヴに襲われてしまって、一体何に似てるんだと思ったら、なのはにそっくりなのでした。

　　　・ツインテール
　　　・髪を結わっているリボンの色（緑）
　　　・制服のデザイン
　　　・妹ポジション
　　　・一人称が自分の名前
　　　・声優が田村ゆかり　　　......etc.

　気付いたときには思わず、両作品が大好きなだけに、ものすごい有頂天になったのですが、よく考えてみたらさやかはそんなに好きなキャラでもなかったので、そこまで喜ぶのもどうかと思い直しました。しかしそれでもこの共通性に気付いたこと自体はとても嬉しかったので、勢い余ってこんなパロディ画像まで捏造しちゃったんだぜ。



　なのはのバリアジャケットをベースに現実界聖遼学園中等部の制服デザインをところどころ混ぜ込んでいるところがミソ。でも実際にこんな番組作ったら、きっとさやかお得意の屁理屈ばかり聞かされることになるんだろうなあ。

永野あかね『パワくり』読了。

　久々に真っ直ぐな漫画を読んだ気がします。
　これは成人向け連載だったのでどちらかと言えばエロ漫画の部類に入るのですが、これはそんなエロ漫画の中に極稀に存在する、消費されるエロス以上のものが描き込まれた漫画だと思いました。
　あとがきを読むと、どうやら成人向けの連載はこれが初めてだったようで、今ウィキペディアさんに訊いてみたら、それまでは少年向け漫画を中心に活動していたようです。どうりで漫画の造りが少年漫画的なわけですね（笑） でも、逆にいえば大人である読者に如何に少年漫画的要素を子供っぽいとかいうように思わせないように描くかが非常に難しいところだと思います。
　大人の物語を少年漫画的に描くということは、成長するにつれて複雑化した考え方や人間関係などを整理し、単純化していくということです。言うのは簡単ですが、これは削ぎ落とすところをひとつ間違えば、途端に全体が薄っぺらく幼稚なものに見られてしまいます。その難しいさじ加減を、この作品は見事にやりきっている、と僕は感じました。
　甘詰留太の漫画は大人の汚い面だとか、どうしようもない周りの流れに対してもがき苦しむ少年少女やそのような心を持った大人が、最後には心の内にささやかな光のようなものを灯すような話であるのが印象的ですが、永野あかねのこの漫画は、逆にそのような逆境にも負けずに己の意志を突き通すような強さがありました。それが堪らなくて、嬉しいような、羨ましいような、ちょっと一言では言い表せないようなごちゃごちゃした感情が沸々と湧きあがってくるようでした。
　ああ、自分もこんな作品を描いてみたい。一生に一度でいいから描いてみたい。僕にそのような夢を、想いを思い出せてくれた時点で、永野あかねは僕の目標とするものを達成しているのです。そのなんと羨ましく、悔しいことか。世の中にはそのような先駆者が多くいることはわかってはいますが、その一人ひとりの姿を目の当たりにすると、どうしてもそう思わずにはいられません。

　しかし、これから年末商戦だというのに、なんとタイミング悪く読んでしまったことでしょう。しばらくは目の前の現実を見つめるためにまた努力をしなければなりません。個人の夢と多くの人の希望を両立させるのは、とても難しいですね。でも、諦めたくないのなら、この作品のように最期まで初志貫徹せねばなりません。まあ、急ぐことはできない道ですから、一歩一歩、地道にしっかりと足をつけて目標地点まで歩いていこうと思います。